目を見てくる犬たち、行動を追う犬たち
目を見てくる愛犬
目を見てくる。これはアイコンタクト。
よくボール投げなどをしているときに、もの凄い集中を見せますよね。これが長くできるほど、関係ができているということです。
よくオヤツでやられる方もいらっしゃいますよね。その視線の先をご覧下さい。オヤツしか見ていない・・・。
信頼関係ができていると、オヤツよりも目を見てくるようになるんですよね。だって次の行動を示す情報を飼い主の表情や声、仕草でヨシの合図を確認するために。
目を見てくる行為というのは、お互いの関係が出来ている証拠ですね。
まあ、目を見てくる行為に、チラ見してくることもあります。よく注意をしたときに目をそらすことをします。「あなたとはケンカしたくない」そういう気持ちの表れで、チラチラと飼い主の顔色を確かめるのです。
そこで思い切り笑顔を見せて下さい。作り笑いではない本当の笑顔。もしくは許した顔を見せて優しく声をかけて下さい。
その表情を確認するかのように、頭を下げ目を見て耳を後ろに倒しゆっくりと近寄ってくるはずです。
これの信頼関係の程度を確認することができます。
目をそらす・目を見るという行為には、とても深い意味があり、自分の意志を表すのです。
次に行動を追う犬なんですが、
飼い主が動いたとき、ぱっとその飼い主の取る行動を確認して、ずっと見つめてくることありませんか?
ただ頭を上げて、また寝そべって・・・・。これはただの確認のみ。
信頼関係が出来ている子というのは、常に視線を飼い主に対して浴びせています。
飼い主の行動を観察し、そして飼い主をより理解するためであり、飼い主の次の行動を予測するためのものでもあります。
何気ないことなのですが、例を出して説明します。
私の仕事部屋は二階にあるのですが、そこで引退したモネと一緒にのんびりとさせています。
パソコンを前にしての仕事が多いので、トイレに行きたいとき、たぶん私の通常の行動とは違うのでしょうね、ドアに向かって歩いていくと、モネは私の行動を見て、そのまま横たわって頭だけ上げて、ずっと私の行動を目で追います。そして階段を下りても一緒についてこないのです。
しかし、私がタバコを持って下に降りるとき、ちょうどモネを見ていると、しっかりとタバコをポケットにしまい込むところを見た瞬間、さっと立ち上がって伸びをしてついてくるのです。
その時は、ご飯のときでもあり、外出するときでもあり・・・。つまり、長時間部屋を開けるときとすぐに戻ってくることをしっかりと理解しているのです。
そこまで私の行動・仕草を読み取っているのです。
愛犬に認められ信頼を得ている証拠です。
これは外でゆったりと過ごしている群れの子たちも同様な行動を取るそうなのです。(私がその場を確認できないため)
私の声が聞こえると、みんな一斉にその聞こえた場所を見るそうなのです。
その時は、視線の方向へ耳も持っていきます。集中して声を聞いているのです。
こんな行動は、犬の群れでも見ることが出来ます。
リーダー的存在の子モネがごく普通に動いていても、目を併せず耳だけはしっかりとその方向を向いています。極力動かずに確かめるような仕草です。
これが一斉に動き出すとき、そのときは一斉にモネがいる場所に集結します。
そのようなとき、必ず誰かが来たときですね、見学の方ですとか。
ごく普通にみんな日向ぼっこしているのですが、ふとそれに気づいた子たちが頭を上げ、そして一番最初に走り出すモネを確認すると、一斉に集まるんです。
この場合は、ほとんど一緒に気づいたためと思っていましたが、それには当てはまらない行動もあります。
モネが何か飛んでいるものに対して、向かっていったとき、みんなが一斉に起き出し数歩近づくのです。
でもそのモネの仕草や行動を見ていると、くるりと回ってまた座り込んで寝てしまいます。
このようにリーダー的存在の子の行動は常に意識に入っているということです。
私はこのような犬が取る行動を利用して信頼関係の作り方を自分の子たちに教えて貰いました。
やってみると超簡単なんです。だって犬の言葉を使って付き合えば、割と簡単に理解させることができるんですね。
通じなかったら、今度はまた観察して、そしてその行動を使ってみて、手応えあれば実践する。
それで得ていくんですよね。
そうやって、犬の視線を眺めていると、結構先読みできるようになりますからね。
