ジャーマンシェパードのしつけ・・・ではなく再認識

最初にお悩みをいただいたのは、「病気」からでした。
ジャーマンシェパードなんですが、・・・すみません。すみません。ずっとそのようにおっしゃいました・・・。
「そんなこと関係ないですから。」そういった方には必ずこう答えるのですが、相変わらずすみませんすみません・・・。それよりも自分の子の事を心配しなさい。そう言いたかったのを我慢して・・・。
下痢が止まらない。まったく大きくならない。痩せてきた・・・。
その対処法をやりとりしながら、回復に向かったとき、ポツリと言われました。
「犬が全然ダメで・・・。」
それからその方とのジャーマンシェパードの男の子の接し方をお話ししました。
ちょうど良いことに近くの県に他の犬種をお持ちの方で、お悩み相談をいただいた方が住まわれていらっしゃいまして、お勉強会に参加され、その子のとっても明るく他の犬から何をされても気にしない、気持ちの入れ替えがとても上手な子でしたので、その方と連絡を取り合い、お友達になっていただきました。
「神経質で。。。」「遊ばせる大型犬が近くにいない」
そのような理由から、その方を紹介しました。
そしてお二人でお勉強会に参加するため、遙々遠方からお越しになり、そのジャーマンシェパードの男の子と会ったのですが
その前にお二人ともしっかりと刷り込みが入っているかどうかをお聞きして、月齢がいった子たちを引き取られて来られたということでしたので、それならばすぐに変化が見られると思いまして、それでお誘いしたのです。
さて、まずは観察から。たしかにオドオドと落ち着きのない感じでした。人に吠える声を聞きいて、あれ?ちょっと違うな~。そう思い、そのジャーマンの子を触らせて貰ってすぐに確信しました。
「神経質ではない。どうやって接すればよいか解らないだけ」だったのです。
たえず飼い主さんの後を追い、そして家の中でもヒンヒンヒンと常に言っている子でした。飼い主さんの側から離れない。人に対しての威嚇もありますが、それは本物の恐怖からではなく、不安によって自分自身を見つけていない様子。
目の前を通り過ぎる子の後ろ脚を襲う。・・・・これは確実にどう対処して良いのか解らない、経験不足によるものと判断し、
そこで、翌日に性格の優しい子たちを集めて、海へ行きました。
私が教えることは何もなく、ただ、適切な環境を整えてあげるだけで治せる行為ばかり。
お勉強会に参加されていた子たちの中でも、やはり長い月齢を群れの中で過ごした子と、その一緒に来られた明るくあまり気にしない子、それに当犬舎のモネを連れて行きました。
一斉に放すと走り回る子たち。
そしてその後を追っていくジャーマンの男の子。その中の一番若い、オスの成犬からしっかりと刷り込みを受けた、上位の犬に対しての対処法をしっかりと知り、ケンカを避けることが出来る子をターゲットに、
じゃれ合い始めました。飼い主さんは襲っているように見えていたのでしょう。名前を呼んで制止させようとしても、聞こえているはずがありません。
その子めがけて何度もぶつかり横腹を攻撃する(攻撃ではないのですけどね)ジャーマンの子に対し、若く遊びの上手な子が、ケンカを避ける行為をしつつ、やめろ!としっかり表現しながら、あちこちを走り回っていました。
そしてだんだんとターゲットを変えていくジャーマンの子。一緒に来られた方の子をめがけてドスン!とやると、その子は「ワッフ!」たったこれだけ。
そして次は待ちに待っていたモネへ同じ行為をやったのですが、モネは絶対に許しません、「ワンワンワンワン!」ドスの効いた吠えを発し、その子にしっかりと気持ちを伝え、だんだんとそのような行為を取らなくなってきました。
どうしてそのような行為をするのか。それはどうやって遊べば良いか解らないからなのです。
それを犬たちが教えてあげるのですから、私はただその場にいるだけで良い、気楽な気持ちで眺めていました。
その前に、その子から飼い主さんを離しておきたく、泳がないと飼い主さんのところにいけない状態にして、その子が飼い主さんが側にいなくても冷静になれるように試してみました。
まず最初は泳いで半分くらいまでいきましたが、慌てているので、上手く泳げません。体中に力が入り、とてもヘタな泳ぎをしていました。一回目は失敗。しかし、だんだんと落ち着いて泳げるようになり、体がしっかりと浮いた状態で泳ぐゆとりが見えてきました。
まあ、周りの確認ができるようになるくらいにまでは落ち着きを取り戻せたようでしたので、それから石を投げてみんな一斉に走り出すこと(上に書いたこと)をやったんですよね。
そうやって、その環境を観察できる余裕に気づかせ、そして犬とどうやって接すればよいか、そこらへんの経験をさせたのです。
そして戻ってみると、あんなにヒンヒンヒンと言っていたのが、ピタリと止まり、絶えず飼い主さんから離れなかった子が、離れて寝ることができるようになり、そして他の犬の存在を気にしない心の余裕ができたのです。
これは神経質ではない子だったから、簡単に自分で理解することができたのです。
その後の連絡で、やはり変わったそうです。
車に乗っても、飼い主さんの横にピタリとくっつき、絶えずヒンヒンヒン状態だったのが、自分から後部座席に行って寝たりするようになって、ヒンヒンヒンも止まったとのこと。
そして外でトイレさせるときも飼い主さんの側を離れない子が、自分で離れて行くようになり、生活にも変化を見せ、それがなんだか嬉しいようで寂しくもある・・・そうおっしゃっていました。
でもそれが犬なんですよ、自分で考え行動する。これが犬らしさなのです。犬らしい行動を取り、飼い主さんに依存することはなく、ストレスを感じない心の余裕ができ、そしてそれが体にも影響し、これからは段々と太ってくることでしょう。
ホワイトシェパードのお勉強会でしたが、ジャーマンシェパードのウルフグレーの子の参加は初めてでした。
しかし、犬はやはり犬なんです。同じ犬の言葉を使い表現する。これがその子も上手に使って感情を表現してくることでしょう。
周りに大型犬がいない環境らしいですから、そういったことを学ぶ場所がない。
これはちょっとかわいそうですね~。まだ完全に理解したわけでなく、何しても許してくれる気の変わり方が早い子。そういった子とたくさん遊ばせると、飼い主さんは何をしなくても大丈夫ですからね。
犬の社会性をしっかりと経験している子たちとおおいに遊ばせましょう。
ただし、相手を選ぶことが大切です。恐怖を感じさせず、遊んでくれる子が良いですね。
それにはやはり同じ近くの方と一緒に遊ばせて、自信を付けさせることです。
それが心の成長と余裕を作ってくれます。

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